・坂の途中の家 ・ロンドン狂瀾 ・アメリカ最後の実験 ・海は見えるか

アメリカ最後の実験

2016/1/29
宮内  悠介

 

失踪した父を探して難関音楽学院を受験する脩。そこで遭遇する連鎖殺人。謎の楽器“パンドラ”。“音楽”は人をどう変えるのか。才能に、理想に、家族に、愛に―傷ついた者たちが荒野の果てで掴むものは…?

著者新境地のサスペンス長編。

 

の途中の家

2016/1/7

 

刑事裁判の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった―。社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と“家族”であることの心と闇に迫る心理サスペンス。

 
海は見えるか

(幻冬舎単行本)

2016/2/25
真山 仁

 

東日本大震災から一年以上経過しても、復興は遅々として進まず、被災者は厳しい現実に直面し続けている。それでも、阪神・淡路大震災で妻子を失った教師が いる小学校では、明日への希望が芽生えはじめていた―。『そして、星の輝く夜がくる』に連なる、二年目を迎えた被災地、奇蹟の祈り。生き抜く勇気に出会う 珠玉の連作短編!

 
ロンドン狂瀾

2016/1/19
中路 啓太

 

「外交は、武器を使わない戦争だ」米英に伍して一歩も退かぬ外交官の奮闘

1930年のロンドン海軍軍縮会議における、欧米列強とのタフな交渉、軍部との軋轢、国内輿論と国会での攻防、統帥権干犯問題が議論される経緯など、そのすべてを、誇り高き外交官・雑賀潤を中心に、迫真の筆致で描ききった大作。

 

 

 

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